マハティールさん?マレーシアの今の情勢は??留学生が解説します!!

 スラマッパギー!! おはようございます!

 今日はみなさんにマレーシアって実際どんな情勢なのか、今どんなことが起きているのか、ニュース解説をしたいと思います。これってかなり私たちの生活に影響を与えているかもなんです!

 それではマレーシアの今のトップニュースは、マレーシア首相問題です。少し難しく、とっつきにくい話題だとは思いますが、今、東南アジアの国マレーシアではどんなことが起きているのか紹介します。

 

 今回、問題になっていることは、マレーシアの マハティール首相 が国王に辞意を伝えた、というものです。つまり、辞職をしたんです。まずマレーシアって王様がいたんですね。。。その影響でどんなことが起きてくるのか、マレーシアはどうなっていくのか説明していきます。

 

 まずマレーシアは日本をリスペクトしている国なんです。その一因はマハティールさんの制作にあるんです!まずマハティールさんの経歴からいきましょう!

ムヒディン元副首相(左)はマハティール氏(右)の腹心として知られていた=ロイター

(右手がマハティール首相、左手はムヒディン元副首相)

 

 1925年7月10日英領マラヤ時代のマレー半島北部クダ州の州都アロースターに、9人兄弟の末っ子マレー人として生まれます。 彼は94歳ということですね。

 彼は開業医から政治家になったんです。

 1980年代、彼は初めてマレーシア首相となり7度にわたるマハティール政権を築いてきました。その中で最も有名なのが、ルックイースト政策です。一言で言うと、欧米諸国ではなく、日本の経済を見習っていこう、と言うものです。

 その影響もあって、若者の間では日本人ウェルカムの気持ちも大きいですし、カルチャーも興味を持っている方が多いと感じます。

 

 そして今年2020年2月29日マレーシア王室は、アブドラ国王がムヒディン元副首相を次期首相に任命したと発表しました。ムヒディン氏は巨額汚職問題をきっかけに2018年の選挙で敗北した旧勢力を軸とする野党連合などの支持を得て、マハティール前首相との首相の座を巡る争いを制しました。1957年の独立以来、初の政権交代を実現したマレーシアの民主主義は再び後退に向かう懸念があると言われています

 

 前政権に比べてマレー系主導の色合いが濃くなり、少数派の華人系、インド系との民族間対立が激しくなる恐れもある。と言われています。

 

 長年マレーシアを支えてきた、マハティール首相の辞任によりマレーシア通貨にも影響が出てきているんです。普段のレートですと、

1RM(リンギット)27−28円

といったところですが、最近では

1RM(リンギット)25円

程度となってきていて日に日に落ちてきています。つまり、日本円からマレーシアリンギットに替えることがお得なタイミングということです。

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マレーシアRM安

 私たちの生活には政治、経済によって影響されることはたくさんあります。今回のものはその一部でしかありませんが、このようなニュースに関心を持ち、世の中で起きている出来事に対してしっかりと意見を持っている人になっていきたいと思います。

 

 それではまた明日!!